グーグルのAI 今度は人の寿命を予測するアルゴリズムが登場

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グーグルの最新技術は私たちのデジタルライフのほぼすべてに及んでいると言っていい。

 

Gメールから検索エンジン、地図からカレンダーによる予定表など、私たちの生活の内容が逐一わかるデータを彼らは保有しているのだ。

 

そのユーザ数は11億7千万人と言われている。

 

今、このIT大手は、あなたがいつこの世を去るか、ということまで予測できるようになった。

 

グーグルの「メディカル・ブレイン」チームは、入院患者たちの死の可能性を予測する新しいAIアルゴリズムを作動させ始めた。

 

雑誌「Nature」に発表された研究論文には、そのアルゴリズムが入院患者がどれくらい生き延びるかを見極めるために、広範囲にわたるデータがどのように分析されていくのか、詳しく解説されている。

 

メディカル・ブレインが対象とした二つの病院のうち、ひとつでは95%、もう一つでは93%の確率で患者の死期を予測できたという。

 

「これはこれまで使われてきた予測モデルよりもはるかに正確な結果である。すべてのケースにおいてこれまでのモデルよりも正確さで上回っているのだ。この手法を用いれば、様々な医療現場でのケースの予測を正確かつ測定可能な方法でできるようになる」と「Nature」の論文には述べられている。

 

ある乳がん患者の場合、メディカル・ブレインのアルゴリズムはその死亡する確率を19.9%と予測。

 

これはこの患者の医療記録から175,639に及ぶデータポイントを分析することではじき出したものだった。

 

一方、この病院が今まで使っていた早期警告スコアでは、その死の確率は9.3%の確率と出されていた。

 

この患者は2週間後に亡くなっている。

 

グーグルはその子会社「DeepMind」をつうじて医療の世界に進出してきた。

 

専門の学者たちには、グーグルがAIリサーチの分野でリーダー的役割を果たすだろうと期待している人たちもいる。

 

その一方で、このDeepMindは2013年、英ロンドンにある3つの病院の患者たち約160万人分の医療記録にアクセスした際、その方法が法的に不適切であった可能性がある、と指摘する声も上がり、物議をかもしたことがあった。

 

 

 

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