EU離脱後のイギリスではAI搭載ロボットが外国人労働者の穴埋めをするようになる

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現在、イギリスのレストランやバーでは外国人労働者たちが数多く働いている。

 

しかしEU離脱後はその数が減るためロボットの導入数が急激に増えるだろう、と予想されている。

 

協働ロボット(collaborative robot)、略して「コボット(cobot)」は費用を抑え、これまで工場などで導入されてきたロボットに比べより小さく、より安全に働いてくれると期待されている。

 

工場で使われている従来のロボットは値段が最低でも10万ポンドかかるが、コボットは安いものだと1万ポンドから導入可能になるという。

 

この値段の安さとEU離脱後の外国人労働者の減少が、英国ビジネスでコボット需要が大きく伸びる理由とされている。

 

「Universal Robots」のグレイ氏はこう述べている。

 

「先月、わが社はコボットを6社から受注しました。東欧からの入国者が少なくなったこと、また今までイギリスにいた外国人たちが帰国してしまったことから、十分な労働力を維持できなくなった顧客からの注文だったのです」。

 

コボットは人と一緒に働くことを想定してデザインされるロボットである。

 

コボットの導入により人は単純な手作業から離れ、より生産的な仕事に時間を使うことができるようになる。

 

人工知能を搭載した軽量アームは、すでにジャガーランドローバーBMWグループなどで導入されている。

 

マサチューセッツ工科大学の研究によれば、ロボットと人間の協働(co-operation)は、ロボットだけを使う場合や人だけが働く場合よりも生産性が高く、また人の作業時間を85%減らすことが分かっている。

 

現在コボットは工場などでの仕事に加え、ドリンクを取りに行ったり、食べ物を箱詰めしたり、さらにはマッサージを行うことも出来るようになりつつある。

 

こうした使用範囲は技術が発展するにつれてどんどんと広がっていくと期待されている。

 

EU離脱が投票により決まる前のイギリスでは、ロボットはあまり熱心に導入されてこなかった。

 

フランスでは労働者1万人当たり132台のロボット、ドイツでは309台のロボットが導入されていた一方、イギリスでは労働者1万人当たり71台のロボット導入にとどまっていた。

 

 

 

metro.co.uk