ロシアの企業が進める次世代人型ロボット

ロシアにある企業が、次世代ロボット用のシリコン製の皮膚と目玉を作ろうとプロジェクトを進めている。

 

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ウラジオストクに専用研究所を持つ「プロモボット」社は、コンパニオンロボット「Robo-C-2」の製作に取り組んでいる。

 

このロボットは、さまざまな表情をすることができ、シリコン製の皮膚、髪、目のおかげで生身の人間のように出来上がる予定だ。

 

「私たちの重要な課題は、人型に作られたロボットを単にリアルにするだけでなく、魅力的にし、美的感覚を加えることです」と、彫刻家で研究所の責任者であるペトル・チェゴダエフはロシアのメディアに語る。

 

「ここウラジオストクには、そのために必要な条件がすべて揃っています。近い将来、質的な飛躍を遂げられると確信しています」。

 

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プロモボットは2015年に設立され、ロシアで最大のサービスロボットメーカーの1つになっている。

 

すでに同社のロボットは43カ国で管理者、プロモーター、コンサルタント、ガイド、コンシェルジュとして、人間の従業員の代わりか、または補助として働いている。

 

同社は、特殊なポリマーからリアルな皮膚を作るだけでなく、コンパニオンロボットにどのような「人格」を与えるかについて研究を進めている。

 

この人格はゼロから作るのではなく、誰かにお金を支払ってその人物の人格をライセンスとして永久に買い取る方法が望ましい、と同社は言う。

 

「2019年から、私たちは人型ロボットを積極的に製造し、市場に供給しています。新しいクライアントは大規模なプロジェクトを立ち上げたいと考えており、これに関しては、法的な遅延を避けるために新しいロボットの外観のライセンスを取得する必要があります」。

 

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この新しいロボットは、2023年に活動を開始する予定。

 

「人格提供者」として選ばれた人はまず、ロボットの外見的特徴のために、自分の顔と体の3Dモデルを撮影する。

 

そして声をコピーするために、少なくとも100時間分の音声を口述することになる。

 

さらに自分の外見を「無期限に使用できる」というライセンス契約にサインしなければならない。

 

 

 

参照:Silicone skin created for next-generation 'companion' humanoid robots | Metro News